クシエルブログロゴ
2023-05-27

【Twitch】ライブ配信におけるマーケットの考え方

Category | 配信・機材

Tag |

 

自身で配信を行うストリーマー。
どこか会社に所属して行うケースはほとんど無く、自分の思うように配信をすることがほとんどだと思います。

 

だがしかし!
本当に思うがまま、好きなことをするだけで良いのでしょうか。

 

もちろん趣味で自分が楽しむだけで配信をしているのであればそのままで良いでしょう。
ですが、せっかく配信をするなら多少リスナーさんが来てくれたほうが嬉しくないでしょうか。

配信を続けていてずーっと視聴者0人のままでも良いでしょうか。

 

現在の手法で増えないのであれば、違う手法を試すことも手だと思います。
少しでもネットでのマーケットを意識することで、今までとは違った視聴者の流れを掴むことができるかもしれません。

 

この記事では、ストリーマー目線で考えられるネットマーケティングについて書いていきたいと思います。
特にカスタマージャーニーにおける最初の「認知」についてご説明していきます。

 

ストリーマーのネットマーケティングの前提

まず、ライブ配信においての前提をご説明します。
特にTwitch配信で気をつけなければならないことは、

 

・普通に配信しているだけで来る新規流入は非常に少ない
・うまいプレイをするだけで流入が稼げるプラットフォームではない
・変わった配信をすることで流入が稼げるプラットフォームではない
・面白い配信をすることで流入が稼げるプラットフォームではない

 

もちろん高クオリティのコンテンツで面白いプレイ・面白いトークを意識して見ていて楽しい配信を行うことは必要です。
ビジュアルだったり声質だったりも必要な要素です。

ただ、今回のお話は新規リスナーさんの獲得についての観点でのお話ですので、上記のように説明しています。

 

元も子もないことを言っているようですが、
Twitchの仕組みを考えると、おすすめやゲームタイトルで検索したときに目に触れるものは、
リアルタイムの配信中の映像と配信タイトルとゲームタイトルです。

 

つまり例えばAPEXの配信をしていると、一覧に出てくる画像はすべてAPEXの配信の映像なわけです。
無数にある配信のサムネから意図的に流入を図る上で、差別化を図ることが非常に難しいことを意味します。

その時流行っているゲームをやるリスクはこういったところにあります。

■Twitchでのタイトル別検索画面

同じようなサムネイルが並んでいてたまたまクリックさせる、そんな不安定は手法しか取れません。
更にいうと、ライブ配信とは自身のコミュニティを作っていくことなので、リスナーさんがあちこち出歩く状況が発生しにくいのです。

以上のことを考えると、ただ配信をしているだけではなかなか新規流入を獲得することは難しいということがわかると思います。

 

Twitch上での集客方法

Twitchの仕組みを考えた上で、ではどうやったら新規流入を獲得できるかを考えてみます。

 

まずネット集客で一番重要な、カスタマージャーニーの一番最初に必要とされる入り口の「認知」のハードルが非常に高いということです。

 

それでは八方塞がりなのかというとそうでもないのです。

 

これは私自身が体験したことと、他の人気が出ているストリーマーさんが最初の頃どうだったかを振り返ると見えてくることなのですが、Twitchの仕組みで素晴らしい部分と言えるのが、RAIDやホストといった、他のストリーマーから流入を受けることができる機能や文化が充実しているということです。

 

他の動画サービスと違い、ライブを重視しているTwitchでは、面白いコンテンツを乱発して無作為に流入を稼ぐより、
そもそも他のストリーマーとコミュニケーションを取りながら流入をとりやすい作りになっているということです。

 

ご自身がリスナーさんの立場となって考えてみてほしい。
新しいストリーマーへどうやって出会うか。

 

配信を楽しく見ていて突然他の配信へ行くでしょうか。
配信を見終わったり見どころが終わってから移動することが多いでしょう。
その際にはTwitchのトップページに行くでしょうか。フォローページの方が見に行くケースの方が多いのではないでしょうか。
もちろん新しいストリーマーを探したいときはTOPページに行くとは思いますが。

 

また、見ていた配信からRAIDがかかって今まで見ていた配信者と近い、知り合いの配信者に飛ばされ、そのままコミュニティ全体と一緒に移動することで新しい配信をしばらく見ることはやりやすいのではないでしょうか。

 

人間の特性として、新しい環境に身を置くことより、既存の見知った環境に足を運ぶ方がハードルが低いように作られています。
詳しく話だすとかなり脱線してしまいますが、リスナーさん側はあれこれ考えず直感的に自身が心地よい方に流れます。
そのため、全くの新規より多少行きやすい環境が作られるのがRAIDなのです。

 

つまり集客の第一歩はRAIDやホストをどれだけもらえる環境を作っていくかにかかっています。

 

その他の手法としてはコミュニティ大会やイベントに参加してたくさんの人に知ってもらうことも手です。

 

今回はTwitchにおいてストリーマーが新しいリスナーさんと出会うための手法を考えてみました。

皆様の楽しいストリーマーライフの手助けになれればと思います。


この記事をシェアする


関連記事
web3
2024-02-13

ブルースカイはXの対抗馬?

    ここ最近のSNSといえばInstagram・FacebookそしてX(旧Twitter)。 そのXの対抗馬として注目を浴びているのが…

streaming
2024-02-08

【パルワールド】おすすめパソコン

ただいま人気沸騰中のパルワールド。 もちろん私もプレイしているのですが、 プレイしているとわかるのですが、 たくさんの動物(パル)が登場し動き回るので、 実は意…

streaming
2024-01-28

【おすすめPC】2024年ゲーム配信者向けおすすめPCのご紹介

年々高画質になっていく新作ゲーム。 ストリーミングの技術も様々に発展し、LIVE中にできることもどんどん増えていく世の中。   そういったことに追いつ…